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8/09/2014

Macのハードディスクの空き容量が極端に少なくなった時の対処法(タイムマシーンが原因の場合)


MacBook Pro を新しく購入したにも関わらず、空き容量 2GB しかない!

旧 MacBook Air からのタイムマシーン復元をしたため、当然といえば当然なのだけど、試行錯誤の結果、まさかのタイムマシーン自体が原因であることがわかり、でもめでたく解決したので、備忘録として φ(..)メモメモ。

状況

  • 新しい MacBook Pro を購入
  • タイムマシーンから復元するも、どこか完全復元ではない
  • 空き容量が2GBしかない!新品なのに!

01 空き容量を増やす:表アプローチ

  • Finderから怪しいと思われる各フォルダ等の容量チェック
  • GrandPerspective を使っての大容量ファイル探しと削除や移動
  • Magican を使ってのクリーンアップ
ここまでやって、やっと25GBくらいは空いたのだけど、新品Macです、そんなもんじゃあないはず。

以下参照リンク)

02 空き容量を増やす:裏アプローチ

    表向きはもうできることがなさそうなので、もっと深い根本的なところを探る。

    ターミナルから、 sudo du -g -x -d 5 / | awk '$1 >= 5{print}' コマンド入力で、容量の大きいファイルがリストアップされる。

    すると、Users内に旧Macから引き継いだものが別フォルダで作られてしまっていることが判明。
    しかも、135GBという猛烈な容量。
    タイムマシーンから復元プロセスで間違って重複した模様。一瞬のためらいのあと思い切って一気に削除。

    改めて、りんごマーク → このMacについて → 詳しい情報 → ストレージ を見ると…

    なぬ!
    「バックアップ 145.89GB」!?

    もう一度ターミナルで sudo du -g -x -d 5 / | awk '$1 >= 5{print}' してみると…

    ※編集済み
    旧Macの遺産は当然消えたものの、「.MobileBackups」がハンパないことになっている。


    タイムマシーンのローカルバックアップスナップショット MobileBackups


    MobileBackups とは?

    以下、Apple情報局さんから引用。

    Mobile Time Machineは、モバイル環境などTime Capsuleに接続できない環境において、ローカルディスクにバックアップを取得するサービス  
    (中略) 
    ローカルディスクに保存されるバックアップは、バックアップ取得時点でのスナップショットだ。前回バックアップ取得時点からの差分情報のみが定期的に保存されている  
    Time Machineはローカルディスクにもバックアップを作成していた!Macのディスク容量削減のためにMobile Time Machineのサービスを停止する - Apple情報局

    ということらしい。

    バックアップはそれなりに定期的に取れる環境なので、ローカルに取る必要はなし。
    なので、この機能はオフにし、これらローカルバックアップ済み分は削除することにする。

    再びターミナルに戻り、以下コマンドを入力。

    sudo tmutil disablelocal

    これは、「ローカルタイムマシーンスナップショットをオフにし、保存されていたローカルスナップショットデータの削除を開始」というコマンドとなる。

    結果!! 
    !!!
    効果覿面!

    も一度 BEFORE↓
    す ご い … !

    めでたく、空きが 173GB となりました!やったね〜♪

    まとめ

    • Macの容量不足で「その他」が多くを占めている時は、ターミナルから「sudo du -g -x -d 5 / | awk '$1 >= 5{print}’」で容量の大きいファイルを確認
    • ローカルタイムマシーンバックアップが必要ないときは、「sudo tmutil disablelocal」で停止&スナップショットを削除することで空き容量の確保が可能

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