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2/18/2011

雑木林のとなりの、あたたかくて美味しいごはん屋さんのこと。

まさかこんなところに…
と、思うような。
雑木林と隣り合っている住宅街にひっそりと、その素敵な佇まいのおうちはあります。

そして、これまたひっそりと、そのおうちがお店だと教えてくれる看板が。



今日のおひるには、母と、母のお友達と、三人でごはんを食べに行きました。


それはそれは、不思議なご縁で、
母とそのお友達は、たまたま銀行で隣り合い仲良くなる、という出会いでした。
それはほんの数カ月前のこと。

その日帰宅した母は私に、そのお友達との出会い、そして彼女の息子さんのお話をし、
そして私はその息子さんのお話を、相方とのいつもの何気ない会話のひとつとして話しました。


すると。
その息子さんは、彼の中での憧れであり、そしてその世界ではレジェンドである存在の人でした。
しかも、彼の仕事仲間と友達が、その息子さんと友達というつながり…。


その後、母とそのお友達はちょくちょくお茶をするようになり、
そしてこれもまた偶然に、最近、私は仕事でその息子さんとつながる機会が生まれました。


不思議な不思議な、ふしぎなご縁。
いろいろな点と線とが、するするとつながっていく不思議。


そして今日、母と、その息子さんのお母様である母のお友達と三人で、
雑木林の近くにある「ゆうすげ」という家庭料理のお店に、おひるごはんを食べに行きました。


ふたつ折りにした半紙に書かれたメニューから、
「かきみそグラタン」に三人ともすっかり惹かれて、みんなでBを注文。



かきみそグラタンは、本当ーーーーに美味しい!
いつもは「かきグラタン」らしく、
「今日初めてみそを入れて作ってみました」と、お店の方が仰っていました。


サラダも、切干大根も、そしてすいとんも、素材の味をとても大切に料理されていて、

なんだろう、

ものすごくお料理の上手なおうちでお呼ばれしている、みたいな、そんな感覚の中での味わい。

味付けは優しくて、とてもとても丁寧で、本当に美味しくてあったかいごはん。

これで1,000円。とても満たされました。



コーヒーも、香りがとても良くて、でもやっぱり優しくて、美味しかった。

素敵な器。素敵な空間。
雑木林のとなりの、あたたかい空間。


コーヒーをゆっくり飲みながら、二人の話しを聞きながら、

この時ここにいる偶然のつながりの不思議と、

そしてこのつながりから、きっとまた新しくつながっていくだろうこれからのこと、

それを思ったら、
大きなわくわくが体の底から沸き上がってきちゃって、

こっそりと、ゆっくりと、深呼吸をした。


これからどんなことが生まれていくんだろう。




お店の情報

家庭料理の店 ゆうすげ
〒189-0024 東京都東村山市富士見町2-19-23
TEL: 042-395-7579

本物の、隠れ家レストラン。なんて言ったって、食べログにものっていない。そこがいい。