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9/30/2010

今日のDOMMUNEが良すぎたので… | Mac OS X でUSTREAMを録音する

今日のDOMMUNEが良すぎたので…
あーんど、明日(9/30)は、MUROさん&須永辰緒さんがDOMMUNEでPLAY!
これはもう、なんとしてでも録音できるようにしておかねば。

と、いうことで、なんとかした。

環境は、Mac OS X (Snow Leopard)。

方法は、AppleStreamさんで紹介されていた方法を実行。

簡単にまとめると、

  1. 仮想オーディオデバイス、soundflowerを入手し、マシンにインストール
  2. システム環境設定から、オーディオの出力を、新規に追加されたsoundflowerへ切り替える
  3. QuickTime Playerで、soundflowerから出力される音の録音を開始する
  4. ※この時、音量は最小にしておく(ハウリング防止のため)
    → 録音は開始するものの、この時点ではスピーカーからは音が出力されず無音なので、次にスピーカーから音を出力するようにする
  5. オーディオ入出力デバイスの指定を可能にするフリーアプリ、LineInを、Rogue AmoebaのFreebiesからDL&インストール
  6. LineInを開き、soundflowerからオーディオを入力しスピーカーから出力するように設定

これでOK。

This works perfect! イケます♪

AppleStreamさんでは、step by stepでの説明があり、とてもわかりやすく実現することができちゃいます。
ありがたいことです。

これを、本当はm4aとかにして、ファイルサイズが小さくなるのかやりたかったのだけど、.movファイルを.m4aに変えるコンバータは有料のものしか見つけられなかったので、その試みは次回へ持越し。

2010/10/01追加

iMovieで…、とかフリーアプリ探して…、とかなんだかんだやったけど、
結局はiTunesでできたw

再生開始と終了の時間を調節して、それをmp3とかAppleなんとか、とか、ファイルで保存しちゃえばOKでした♪

9/28/2010

カレーの話。プーさん@武蔵小金井

カレー。

小さい頃からカレーが好き。
そんなマニアックなほどではないが、タイカレーもインドカレーも、熟カレーも好き。
でも、辛いものはそんなに得意ではない。

さて、月曜日。
町田の東急ハンズで買い物をした帰り、カレーが食べたくなった。
食べログでTOP5000に入っているらしい、武蔵小金井のプーさんに行くことにした。

この日は結構な雨ふり。
iPadでDOMMUNE聴きながらカレーに向かう。
この日のDOMMUNEはYMOのお勉強をやってて、カレーへの気持ちも上がる上がる。い〜感じで武蔵小金井へ。

このお店、看板がないので、ちょっと見つけにくいかもしれない。
食べログでお店の雰囲気や内装やらをチェックしておいて良かった!
お店には駐車場がないので、交差点を曲がったとこにある駐車場(100円/20分)に駐車。

口コミ見てると、「いつも行列」「週末は必ず待つ」などなど多少萎える情報が溢れている。

が、この日は月曜日。しかも、結構な雨。
そしてあと一時間でラストオーダーな夜の8時。
条件も整い、店内は結構空いている… 
店内にいる間は、マックスでも6人ほど。


「野菜カレー」をオーダー。1,250円也。
セットでアイスもついてきます。

そして、キター♪


すごい野菜の量!しかも美しい!

季節によって変わるらしい野菜。この日は(記憶によると)…

れんこん、にんじん、玉ねぎ、ナス、きゃぺつ、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラ、インゲン、さやえんどう、じゃがいも、パプリカ、ピーマン、ししとう、ズッキーニ、かぼちゃ、じゃがいも、さつまいも、こんにゃく、たけのこ、しめじ、まいたけ、しいたけ、オクラ、ベビーコーン、チンゲン菜、油菜(?)、ごぼう(?)

と、超超豪華♪

辛さは1−5から選べます。基準は3の「ふつう」。
しかしこれが「かなり辛めになっています」とのことなので、一応2「甘」をチョイス♪

しかし。
食べ始めて三口目で、1の極甘にしなかったことを激しく後悔w

でも美味しい!(ちょっと涙)

喉が悲鳴をあげて飲み込みを拒否するも、ここをなんとかダマシダマシ。
でもこれが意外と、乗り越えたら結構イケルようになったw
お水がすすむすすむw

1/3ほど進んだ辺りで、首の後ろ、背骨辺りがじわじわと何か温かいというか、もわーっとした雰囲気になってくる。
しばらくすると、そこを中心に後ろ半分からなんか湯気がでてそう!な、雰囲気に。

メニューにある説明には、

「ソースのベースは数種の野菜と果物類です。
二十種類近い香辛料(漢方薬と共通するものも多い)を使用し、
油を使わずに仕上げた、塩分ひかえめのカレーです。」

とある。

薬膳カレーですよ、これ。
汗も出るさ。でも、薬膳カレーっぽい苦さはない。
あ、でも、辛さがUPすると、苦さもUPするらしい。

カレーは本当に香辛料たっぷりで辛いのだけれど、本当にたっぷりの素揚げされている野菜の甘みとが、ちょうど良いハーモニー(w)。
お腹いっぱいになっても、もう少し、いやもう少し…、と、食べてしまうこの怖さ。

美味しかった!

いやでもさすがに食べきれなかった…
レギュラーではなく、「プチ(少なめ)」にしようかと思ったんだ (-_-) でも、

「レギュラーサイズより、100gほど少ないです」

という、数字に弱い私にはめっきり良くわからない量情報だったので、とりあえずレギュラーをね…
後悔。

普段、普通の量を食べている女の人であれば、ここはプチで行くことを固くオススメします。



食後のアイス。
これは結構、なかなかない食感。
この日はヨーグルトピーチだったと思うのだけれど、なんていうか、ちょっと、シャーベットっぽい感じで、少し苦手だったかな。


野菜たっぷり、しかも素揚げ、そしてカレーは薬膳のよう。
女の人も好きなカレーかなと思います。でも量には要注意。
また、機会があれば寄ってみたいかな。


ちなみに、メニューはこんな感じ。




* 2011/04/09 追記

久々にまた食べに来ましたよ、プーさん。

今回は、迷わず、
「野菜カレー、プチ、辛さ1(極甘)でお願いします(キリっ)」

量は驚くことに「プチ」でも多いっていうww
野菜のボリュームは普通サイズとかわりません。ご安心を。
春らしく、菜の花やごぼうやら、相変わらずこんにゃくが美味しかったな〜♪

で、極甘チョイスの辛さ「1」ですが、これはちょうど良かった。
…でも、このブログエントリを読み返し、「2」で体験したような

1/3ほど進んだ辺りで、首の後ろ、背骨辺りがじわじわと何か温かいというか、もわーっとした雰囲気になってくる。
しばらくすると、そこを中心に後ろ半分からなんか湯気がでてそう!な、雰囲気に。


を(そういえば)体感していない!

うー、せっかくの薬膳をもう一度体感したい…
と、言う事で、
次回は
「野菜カレー、プチ、辛さ2(甘)でいきます(キリっ)」



カレーの店 プーさん@武蔵小金井
(食べログ)

逆さ富士にトライ@河口湖 [GF1]


ポートフォリオの作成(関連エントリへ)がようやく完了し、ほぼ徹夜明けの25日。
水面に映る逆さ富士を見よう&写真に撮ろうプロジェクトが発動し、ナチュハイと撃沈寸前お地蔵さん状態を繰り返す中、夕方から河口湖に向かった。

逆さ富士は残念ながら見ることができなかったけど、この日、富士山は初冠雪だったようで、うっすらと頂上部分に雪が積もっているのを見ることができた。

三脚がないため、水平を保ってくれる何か、を見つけて撮影。
やっぱブレちゃうし、場所が制限されていけない。三脚は必要。


周囲は15℃ほどと思いのほか寒く、すっかり冷え切った体をあたたかいスープで温めつつ、またこっくりこっくりしながら帰路についた。


ちなみに、産屋ヶ崎からは、風のない晴天の日には、こんな絶景が眺められるらしい。

via MAPPLE観光ガイド

風のない日に、いざ再チャレンジ。

言葉を与えられることで自分が何者かが見えた瞬間

ポートフォリオを作った。

日本では、グラフィックのデザイナーとか、いわゆる「アーティスト」と呼ばれる人たちが、主に自分のウェブサイトの1ページとして、作品集=ポートフォリオ、を作ることが多いように思う。

でも、海外、特にアメリカでは、アーティスト系の人だけでなく、エンジニアやらウェブに関わる人達は大方、自分のポートフォリオをオンラインに持っていることが多い。
「自分は何者で、今までこれをやってきました」という形で。

フリーで働く方向で動いている以上、私もポートフォリオを作る必要がでてきた。
しかも英語で。

しかし。

実際に着手してみると、これがまっっっったく進まない。

すでにある英語レジュメ(履歴書と職務経歴書を合わせたやつ)をベースにしているものの、
まだ「説明」で書けるレジュメと比べて、より簡潔な言葉で自分が何者かを示す必要があるポートフォリオを前にして、もうぴたりと進まなくなってしまった。

自分が何者かを示す、その簡潔な言葉が、全然見つからない…


私って何者なんだ?


ウェブサービスとモバイルアプリの製作に携わってきたけれど、"Website Designer"としてでもなければ、"Mobile Application Developer"とも呼べない。
日本語で言えば、ウェブサービスとモバイルアプリの商品企画担当。
ユーザーのニーズを汲み上げで掘り下げて、マーケット内でのポジションを逐次判断しながらサービスの企画を練り上げていき、製作のプランニングを行う。
そして実際に製作が開始すれば、プログラマー、デザイナーとのやり取りを含むディレクションも。

それが私の仕事だけど、日本語でですら説明っぽくなってしまう。
故に、英語でなんて、もう壊滅的。

Google先生に聞いても、なんて検索していいのかわからないから、返ってくる答えも当然ぴんと来ない。

ここで自力でそれ以上進めることは諦めた。

そして、カレッジ時代の友達 in San Diego に、Facebookで聞いてみることにした。
運良く彼もオンライン。

朝9時半ですでに仕事中だったにも関わらず、雲をつかむようなわかりにくい私の説明をもろともせず、彼は快く適切な言葉を見つけてくれた。

「"User Experience Designer"だね」

"User Experience Designer"!!!
一瞬にしてあたり一面を覆っていた濃い霧が晴れた。
そう!それが、私が目指しているものだ!

丁重にお礼を言ってチャットを終え、相変わらずの自分の言葉変換のヘタさを痛感してチーン orz、とかなりつつも、
Wikipedia でその言葉をかるーく調べてみた。
要約にあった一文がとても響き、自分が何を目指していたのか、さらにクリアになった気がした。
なのでここに引用。

The scope of the field is directed at affecting "all aspects of the user’s interaction with the product: how it is perceived, learned, and used.
via Wikipedia - "User experience design"

その範囲は「製品とユーザーのインタラクションのあらゆる面、すなわちどのように気づかれ、学ばれ、使われるのか」に関わる。
via Wikipedia - ユーザーエクスペリエンスデザイン

日本語にするとなんかちょっと薄っぺらさを感じてしまうけど、要は、ユーザーに最高の使い心地を感じてもらえるようにすること。自然すぎてむしろ感じない、くらいw
そう、そうだ。
それを常に実現することが目標。

言葉を与えられないと、自分が何者で、何をしていきたいのかわからないなんて、とても恥ずかしくなってしまうけれど、事実、この言葉を目の前に出された時の気持ち、
まるで視界をどんよりと覆っていた濃い霧がすぅっと晴れて、道が目の前にいきなり広がったようで、それはそれはすっきりした。

実際のUser Experience Designerは、自分で製作までやってしまえる人が多い。
そりゃあ、一つのプロジェクトに対し、企画デザインと、実際の製作をこなすデザイナーとで二人になってしまうよりは、人りで済んだ方がいいだろう。

言葉を与えられることで、ようやく視界がはっきりしてきた。
ということで、Dream Weaver CS5をとりあえずお試しダウンロードした。
習うより慣れろ。

今週中に一つ、サイトを立ち上げる。

9/19/2010

welcom to the MICRO world | GF1 x リバースリング(真夜中ver.)

GF1にリバースリング付けて、microな写真を撮ってみた。

リバースリングは、マイクロフォーサーズ用 フィルター径:46, 52mm。
Discover Photoにて、¥1,480で購入。

パンケーキレンズにリバースリング付けて、GF1から外す。
で、逆さまにして、リバースリングで本体に装着。これで完了。
…パンケーキレンズが逆さまに装着されてるっていう、なんかちょっと…
いつもの数倍丁寧に扱いたい姿になった。

早速撮ろうとすると、「レンズが装着されていません」的メッセージが出るので、そこは設定で。
「カスタムメニュー」の5ページ目、「レンズ無しレリーズ」をONにする。これでクリア。

で、照明当てて、手ぶれ防止にセルフタイマー2秒での撮影に切り替えて、撮影開始。

microと言えば、やっぱりまずは定番のこの一枚。


英世さん。1000円也。
目ぐるぐる。


びゅいーん


クリスマス的な何か。


貝殻 on the iphone case


こう見ると、海岸沿いの剥き出しの岸壁とあんまかわんない。


少しアダルトな雰囲気の、汗をかいたグラス。


今夜は薄曇りのようです。



これらはiPhone4の画面を撮ってみたもの。
ピクセル密度が高く、人間の目ではひとつひとつを識別できないと言われているだけあって、microの世界でも結構なめらか。


指とか毛とか見てみると、まるで顕微鏡の世界。
理科の実験みたいなノリで、撮っている間の集中力って言ったらない!
心地よい疲れと達成感w

いやぁ〜、楽しかった♪

次は日が出ている時間に、自然光の下で植物を撮ってみよう。


flickrにも画像UPしてます。ちょこっとこっちが多いかな。
see >>> flickr - miwluv: GF1 x R.R. = micro
thumbnailsで貝殻が繋がってるように見えてちょいっとオツ。


参考にさせてもらったサイト
この方法を知ったのは、「Panasonic Lumix GF1 を5倍楽しむ方法」
そして、実際のやり方を参考にさせてもらったのは「物売りの魂」
ここで購入。「Discover Photo マクロ 撮影 リバースリング」

9/14/2010

とうとうあのふんわりしたやつを食べてやった | 秩父・阿左美冷蔵のかき氷

とうとうあのふんわりしたやつを食べてやった。

秩父の上長瀞にある、阿左美冷蔵のかき氷。
二年くらい前、ある雑誌の一ページにあった、そのふんわりしたビジュアルにもぅノックアウト。
切り取って、ぺたりと手帳に貼付けてから、・・・あっと言う間に二度目の夏が過ぎちゃった。

今年こそは。

そしてようやくその日がやってきた。
明治23年創業、天然氷の氷屋さん、阿左美冷蔵

9月に入ってもなお、相変わらず蒸し暑い日曜日の正午すぎ。
上長瀞駅から歩いて少しのところにある阿左美冷蔵は、すでに長蛇の列…。

途中、警備員のおっちゃんが「水蒔くので、列を少し変えま〜す、協力してください〜」と、ざっと200人くらい?いそうな列の並び替えを強行したのだけれど、入り口部分にちょこっと水蒔いただけ…
全然涼しくなんないじゃん! 周りも苦笑。

そんな熱中症との戦いの中待つこと約一時間半。
ようやくお店のおばあちゃんが、メニューを持って、やってきた。


「まるごとみかん」と「こだわり白桃」の一騎打ちで、激しい格闘の末、ここは白桃でいくことに。

「"天然水"の美味とは?これです ※蔵元秘伝みつのかき氷 白あん付き 1000円」
「これです」とか言われちゃうとねぇ。
えらい気にはなったものの…、あんこは苦手なので、残念だけどトライできず。
相方は、一寸の迷いもなく、「甘酒で。」

横のほうでは、この頃(13時半くらい)には警備員さんが「二時間待ちですね」とか説明していたな…
人増え続けてる…

そしてそして、ようやく念願のかき氷!


ふんわりと、思っていたよりずいぶんと立派に高く積み上げられたかき氷は、口に含むとシャクシャクと噛める!
天然の優しい桃色のシロップも、ふわりと広がるほどよい甘さで、なんとも美味しい。

中盤になってきて、別添の練乳を少しかけてピーチミルクにしてみたら、これがまた甘〜く柔らかで美味しい♪

店内で食べたのだけれど、古民家を元にしている店内は雰囲気が良く、並んでいる方々に申し訳ないと思いつつも、ついついゆっくりとした時間の流れの中に身を委ねてしまった。
少し薄曇りの光が差し込む窓辺が、かき氷の雰囲気と良くあっていた。


秩父は、ちょっと青春な思い出のある場所。

まだ高校生だった時。
一人学校をさぼって、切符の中では一番安い入場券で、電車に揺られて二時間、秩父に向かった。
新緑の季節から秋口にかけて、深い緑の中を走り抜ける電車の車窓を流れる景色をただ観ているのが好きだった。
終点の西武秩父駅で電車を降り、プラットフォームでベンチに座って、目の前に広がる山々の緑を、ただただぼーっと気の向くままに眺めていたりした。

ただそれだけで良くて、その頃はまだ、その地にある美味しいものを食べようなんて思いつきもしなかった。

その景色が、あの頃の私には常にどこかにあって、つい、また学校とは別方向の秩父方面の電車に乗ってしまう日が、高校生活では時々あった。

高麗川にスイカを浮かべたことも、笑っただけでぐらぐらと揺れるロッジで、豪雨の中友達と笑い死にしそうになりながら一晩を過ごしたことも、夜空の星の数にみんなで涙したことも、みんな秩父に来ると思い出す。


秩父の天然氷で作った美味しいかき氷。
なんだか、特別なかき氷だった。

9/13/2010

これ美味しい!「男の油そば、塩」を食す

「男の油そば、塩」を食べた。


「こだわりラーメン、びっくり」というラーメン屋さん。
場所は埼玉の入間、三井アウトレットモールの近く。

7月下旬のTV番組で、美食アカデミーという辛口の料理批評家たちが、珍しく満点を出した、という事で知った油そば。
二年越しで想っていた、かき氷を長瀞まで足を伸ばした帰りに、ちょうど良いから、と、寄ってみた。
これが、大正解。

食べてびっくり。
思ってたより断然美味しい!

笑顔が素敵な店長さんに言われたように、よーくかき混ぜて「いただきます」
麺によーく絡んだ塩だれ、これがさっぱりしてるのだけれど、しっかりとコクもあって、これが(しつこいけどw)思ってたより断然美味しい!

レモンをかけるとこれまた…最高。
女性はどんどん、レモンかけちゃうだろうなぁ。
カイワレときくらげ?が、これまた…
トマトの酸味、しゃきしゃきのもやしもいい。
そんないろいろと入った具材が、素晴らしく美味しかったぁ〜♪

ラーメンって、正直そんなに食べに行かないし、まして油そばはあまり食べた経験がなくてちょっと比較とかはできないのだけれど、
さっぱりしてて、コクもあっていろんな具材の味が楽しく、
遠路食べに行って本当に良かった♪

男の油そば、塩、850円。
ごちそうさまでした♪


こだわりラーメンびっくり @埼玉県入間市
(食べログ)

9/10/2010

孤独の緞帳


所在不明の高齢者関連のニュースが、頻繁に耳に入ってくる。

不明103歳:家族を捨て、地元を離れ…空白の60年(毎日jp 2010/9/10掲載)という記事を読んだ。
記事によると、生きているならば103歳の安田佐吉さんは、89年の消息を最後に、今も所在が不明なままだという。

その最後の消息というのも、安田さんが40年ほど身を寄せていた姉の家に住む、姉の娘、安田さんのめいにあたる人が残したもので、安田さんが家族の元を去ったのは、60年ほども前だという。

家族の元を去ったあと身を寄せていた姉もが亡くなり、80歳近くになり大工としての仕事もできなくなった後、安田さんは突然家を出た。
そして、現在も消息は不明なまま。家族は、安田さんはもう亡くなっている、と考えている。


ちょうど一週間ほど前、この記事とは逆の立場を見つめた記事を、朝日新聞で読んだ。

東京スカイツリー建設に作業員として5月まで携わったものの、「高齢者の作業は危険だ」とされ職を失い、現在は隅田公園で寝泊りをする、現在68歳の男性の話。

家族とは、もう3年も連絡が取れていない。

路上で空き缶を集め、10万円の預金を切り崩しながら公園で寝泊まりをして暮らす男性は、19歳になる娘の結婚式に備え、「呼んでもらえないかなぁ」と思いながらも、スーツだけは捨てられずにいる。

少し長いけれど、↓にそのまま引用。

五線譜
スカイツリー 元作業員の誇り


東京都台東区の隅田公園で寝泊まりする鷲尾正夫さん(68)は、大空に向かって日々伸びていく東京スカイツリーを毎日、見つめている。
「おれも、完成まで働きたかった」
日焼けした顔には深いしわ。5月までツリーの建設現場にいた。「高齢者の作業は危険だ」と言われ、その後は仕事が見つからずホームレスになった。
夜7時から明け方まで、路上で空き缶を集めて現金に換える。睡眠は朝9時から。昼間に寝るのは、着替えなどの生活用品を盗まれないためだ。わずかな収入と約10万円の預金を切り崩しながら食いつなぐ。
18歳から大工だった。かつては静岡県で建設会社を経営していた。多い時には従業員が20人越。妻と2人の子どもがいたが、12年前の離婚をきっかけに生活が乱れ、経営も傾いた。仕事を求めて上京し、建設現場で働くようになった。
元妻や子どもとは、もう3年も連絡が取れていない。気がかりなのは19歳になる娘のこと。結婚式に備え、いまもスーツだけは捨てられずにとってある。「でも、呼んでもらえないかなぁ……」
地べたをはうような暮らしの中で、高さ世界一のタワー建設に携わったのは、ささやかなプライドだった。
いつか。あのツリーを、娘たちと眺める日を夢見ている。
(田村剛)

2010年9月2日、朝日新聞朝刊

今年の夏は、本当に暑かった。
焼けるような日差しに、窒息しそうな蒸した熱気。
日陰で日差しは避けられても、蒸した熱気はどこまでもまとわりついてくる。

路上の生活では、この猛暑はどれほどこたえるものだっただろうか。

新宿を歩くと、ホームレスの人たちを数多く目にする。

西武新宿の駅前でたびたび目にする、一人の女性が、ずっと気になっている。
その女性は、腰から大きく前屈をした状態で、いつも駅前の決まった場所に、いつも決まった状態で立っている。
目には、眼帯をしている。
足元には、決まって大きめの紙袋が二つ。

彼女にも、少女の時代があって、娘と呼ばれた頃があった。
もしかして、結婚して、妻と呼ばれ、お母さんと呼ばれた頃もあったかもしれない。

だけども今は、こうして、ずっと同じ姿勢で、同じ場所に一人立ち続けている。

時折、彼女の姿を見かけない日もある。
そんな日は、どこかほっとする反面、まさか何かあったのでは、と、不安と安堵が入り交じって、彼女の姿を目にする日よりも落ち着かない。


所在が不明になっている高齢者が、必ずしも家を出てその後職がなくなり、ホームレスになっているとも限らない。
だけれども、所在不明問題も、ホームレスの問題も、また、高齢者を取り巻く様々な社会問題にしても、資本主義競争社会に生まれる、俗に言う弱者の上に、孤独の緞帳がそこかしこで降りているようで、一体何をどうしたらいいのか、しばし呆然としてしまう。

Elmara - Skyline [chillout]


Elmara - Skyline
Cafe del Mar Vol.XV から
今日も、おつかれさま、の、一日の終わりに

目をとじる

ピアノの単音が、心地よく包んで、どこか遠くへと解き放ってくれる

9/07/2010

Bliss - Kissing [chillout]


Bliss - Kissing
the best song ever.
Bliss,スウェーデン、デンマーク、ギニアビサウ出身の三人からなる、チルアウトのミュージシャン。
たぶん、人生で最も多く聴いた曲。自分のベスト3に入る一曲。

9/01/2010

NHKドラマ「その街のこども」の再放送きぼんぬ


今日tumblrで回ってきて、久々に「はっ」と思い出した。

「その街のこども」っていう素晴らしいNHKのドラマをもう一度観たいと思っていたこと。

旅先の宿泊地でTVで見たことを、すっかり記憶の引き出しにしまい込まれたままだった。


そう、このドラマ、とても良かった。
主演は森山未來と佐藤江梨子、それにあと一人しか出ていない、確か深夜帯にひっそりとやっていたドラマ。
二人の演技が、もう演技なんだかドキュメンタリーなんだか、途中から見た私にはまったく検討がつかなかった。
それくらいに、リアルだった。
NHKで時々見かける、私の好きな、ドキュメンタリータッチで感情の強要がない、好きな空気感があった。

>>>「その街のこども」予告編4分30秒判

ストーリーは、こんな感じ。

阪神大震災を神戸で経験したこどもだった二人は、今は東京で暮らしている。

2010年1月16日、「明日は震災の日か……」と脳裏をかすめる中田勇治(森山未來)。出張のために新幹線で広島へ向かう途中、新神戸へ下車してしまう。そんな時、偶然ホームで知り合ったのが大村美夏(佐藤江梨子)だった。
美夏は東遊園地で行われる追悼のつどいに行きたいが、「決心が付かず、怖い」と勇治に打ち明ける。今は東京に暮らす二人には誰にも言えず、抱え続けてきた震災の記憶があった。

via 「阪神・淡路大震災15年 特集ドラマ 「その街のこども」 - NHKオンライン

通しで見ていない上に、エンディングもわからないw
もう一度、再放送してもらえないものか…。

脚本の、渡辺あやさんのメッセージが心に届いた。

六甲風の郷公園での撮影の夜、
現場でマンションをみあげたとき、ある人にあえたような気がしました。
その人のことをおもいながら書いた脚本ではありますが、
その人はドラマをごらんにならなかっただろうと思います。
ものごとはそんなにかんたんではない。

それでもえがいた夢が公共電波びのって
綿毛のようにとびちらばってゆき、
私のしらないどこかで
私のしらないだれかに
やさしくやさしく育てられてゆくのを想像してみる。

発芽にはかならず闇が必要だから
きっと今ごろはまっくらな土のなか、
ちいさくはかない呼吸をくりかえしていることだろう。

2010年1月24日 渡辺あや

via 「阪神・淡路大震災15年 特集ドラマ 「その街のこども」 - NHKオンライン


ドラマは、基本的に見ない。
まず、続きものってとこで断念。イイところでお預けにされるって、ちょっと私には耐えられません。
今まで見たことあってハマったのって、「白い巨塔」と「フレンズ」くらいかな。
これも、ビデオで見たから、続きもののストレスは皆無。

小さい頃はTVが家になかった。
朝食の席はラジオ。休日は、音楽。なんか白黒の時代みたいだけどw

11歳くらいでTVが家にきてからも、バラエティやらドラマやら、要はNHKと映画以外は見せてもらえなかったから、そもそもTVを見るっていう習慣とカルチャーが私の中に根づいていないんだな、きっと。

もちろん今は家にあって、特に妹がTVを良く観ているけど、大人になった今でも、未だに「ながら観」ができず、TVがついていると、ご飯食べててももうただTVだけ見ちゃってよく子供みたいに注意されるしw、バラエティとかは耳に障って消したくなっちゃう。
BSとかでやってる海外のニュースとか、感情を強要してこない、Discovery系の番組は好きだけど。


話は逸れたけれど、そんな中で、「その街のこども」は、私の中でヒットだった。

NHKさん、どうかどうか、再放送してください。