pages

10/18/2010

いわし雲。秋の空に、さんまの刺身。



秋が好き。

天高く馬肥ゆる秋。
そんな高い空に広がる、秋の雲は特にいい。


ここ一週間ほど、ひたすらMacと向き合う作業が連日続いて、
もうすっかり体がおかしくなりそうだったので、
週末、カメラを持って自転車で気ままに出かけた。


もうすぐ夕暮れ時という頃。
見上げると、頭の上から、遠く東の空と地上の境目まで、いわし雲が空いっぱいに広がっている。

秋の空。
高い空に、うろこ雲だかいわし雲だかわからないけど、いっぱいに広がる、秋の雲。



陽も暮れてきた帰り道。
スーパーに寄る。
今夜は、ほうとうを鍋風にしてつつく予定。


すっかり秋らしくなってからというもの、
週末は鍋ばかりw

今夜はほうとうだから、煮込む時間がいつもより少しかかる。
ということで、さんまのお刺身も買った。


そう言えば、ここ数日、さんまのお刺身を立て続けに食べている。

一度箸をつけたら最後、もう止まらない。
ほどよくのった脂、なめらかなあの皮と、鼻腔を抜ける、あの香り。

好きだーーーーーーーーーーっ


もちろん、酢でしめたものをたっぷりの大根おろしで食べるものいい。
もう少ししたら、焼いて、大根おろしにかぼす、なんてのもいい。

いわしもおいしいね。

秋はいいなぁ。

日本の、秋がいい。


アメリカにいた頃は、秋を感じることはそうそうなかったな。
ワシントンとか、アメリカでも四季がある地域だと話は別なのだろうけど、
そこはカリフォルニアの最南端、サンディエゴでしたから…

食べ物で季節の移ろいに思いを馳せるなんてことは、なかった気がする。


南北に長いこの日本。
こうやって、空路航路陸路が整備され、その恩恵を溢れんばかりに受けている今日の日本の食文化。

さんまのお刺身が美味しい。

これを幸福と呼ばずになんと呼ぼう。

0 件のコメント:

コメントを投稿